お笑いコンビ「マテンロウ」のツッコミ担当として人気の芸人・アントニーさん。
明るいキャラクターで知られますが、その父親にまつわる経歴が驚きの連続です。
実の父は世界ランキング4位の元プロボクサー、育ての父は寿司職人という異色の家庭環境で育ちました。ここでは、その詳細を分かりやすく解説します。
実父はアフリカ系アメリカ人で世界ランキング4位の元プロボクサー

芸人アントニーさんの実父は、アフリカ系アメリカ人で元プロボクサー。
しかも世界ランキング4位まで上り詰めた強豪で、大阪のクラブで歌手として働いていた経歴もあります。
しかし、アントニーさんが2〜3歳の頃、海外出張中に急逝。死因は肝臓がんとされていますが、一部ではリング禍や事故による後遺症が原因だった可能性も語られています。
アントニーさん自身は実父の記憶がほとんどなく、母からの話や写真を通じてしか知ることができません。
母の再婚で義父は寿司屋の職人に

父の死後、母が再婚し、義父となったのは日本人の寿司職人。
実家は寿司屋を営んでおり、アントニーさんは義父を“育ての父”として共に暮らしてきました。
血縁こそないものの、義父とは良好な関係を築き、愛情たっぷりに育てられています。
また、ほぼ日本で育ったため英語は話せず、日本文化の中で成長しました。
芸人アントニーの幼少期と差別体験

小学生時代、友達からいじめを受けたことはありませんでしたが、通りすがりの高齢男性から差別的な言葉をかけられた経験があったそうです。
この経験が後に、バラエティ番組やトークで人種や国際感覚を笑いに変える芸風の背景になっていると考えられます。
血縁よりも「育ててくれた父親」の存在
実家で寿司なう。 pic.twitter.com/R5kMDHaNqd
— アントニー (マテンロウ) (@hsa199029) November 23, 2016
一般的に実父と義父がいる場合、複雑な感情を抱くこともありますが、アントニーさんの場合は義父との関係がとても良好です。
義父は寿司職人として家族を支え、精神的にもアントニーさんを支えてきました。
アントニーさんは「父親とは血よりも愛情と環境が大事」ということを、自らの人生で証明しているといえるでしょう。
まとめ|芸人アントニーの父親は“二人”いる
- 実父:アフリカ系アメリカ人の元プロボクサー(世界ランキング4位)、肝臓がんで早逝
- 育ての父:日本人の寿司職人、実家は寿司屋
- 育ち:ほぼ日本育ちで英語は話せない
- 幼少期:差別的な言葉をかけられた経験あり、義父との関係は良好
アントニーさんの父親の経歴は、まさに多文化と人間関係のドラマです。
血縁を超えた愛情が、現在のアントニーさんの明るい人柄と芸人としての魅力を作り上げたのかもしれません。
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