甲府市の市議会議員である村松裕美(むらまつひろみ)氏が、SNS上を中心に炎上しています。この記事では、炎上の原因や背景、過去の発言などを分かりやすく整理してご紹介いたします。
村松裕美市議とは?プロフィールと経歴

まずは、村松裕美氏のプロフィールとこれまでの活動を簡単にご紹介します。
- 名前:村松裕美(むらまつ ひろみ)
- 生年月日:1974年1月7日
- 所属:甲府市議会議員(無所属・1期目)
- 学歴:埼玉大学教育学部卒業
- 職歴:元・特別支援学校教員
- 家族:3児の母
地域の子育て支援や教育活動に積極的に取り組んできたほか、以下のような団体の代表を務めています。
- 「包括的性教育から子供達を守る地方議員連盟」代表
- 「山梨のこどもを守ろう会」代表
炎上の主な原因は?ワクチン・ジェンダー・SNS投稿
本当に今回の女性スペース問題も、男性議員のみなさんは軽視しているのでしょうか。女性議員も、国会議員になるような女性議員は女性活躍とか性差をなくすことばかりで、本当の女性性を守ってくれる女性議員なんていないのではと感じてしまいます。性差は大切な区別であって差別ではないのに。 https://t.co/LGhuzKWisw
— 村松ひろみ 甲府市議会議員 (@hirohiro5670) May 29, 2025
1. 反ワクチン的な発言
村松氏は新型コロナワクチンやHPVワクチンについて、SNSやnoteを通じて慎重な立場を繰り返し表明してきました。
- 「命と命の選択の自由が奪われる」
- 「ワクチンパスポートは危険」
- 「副反応や被害への配慮が不足している」
こうした発言は一部の支持を得る一方で、科学的根拠に乏しいと批判されることもあり、SNS上でたびたび炎上の火種となっています。
2. ジェンダー・性教育への否定的な姿勢
村松市議は、ジェンダー平等や包括的性教育に否定的な立場を取っています。
- 「過剰なポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)は問題」
- 「伝統的な家族観が崩されている」
- 「性の多様性よりも子どもの健全育成を重視すべき」
こうした発言が議会やSNS上で取り上げられるたびに、リベラル派市民や当事者からの強い反発を招いてきました。
3. 芥川賞作家・李琴峰氏からの提訴
2024年には、トランスジェンダーの芥川賞作家である李琴峰(りことみ)氏に関するSNS投稿をきっかけに、アウティング(性別変更の暴露)による名誉毀損で提訴されました。
この件は、全国ニュースにも取り上げられ、村松氏の人権意識や議員としての資質に疑問を呈する声が広がりました。
SNS上の反応と拡散
村松市議の主張や投稿は、X(旧Twitter)などで大きく拡散され、毎回のように賛否両論が巻き起こっています。
- 支持者:「勇気を持って声を上げている」「子どもを守る姿勢に共感」
- 批判者:「議員として不適切」「科学的根拠が薄く、誤解を招く」
特に、議員という公的立場からの発信が「影響力が大きすぎる」として問題視されており、SNS上では「議員としての資質に疑問」「辞職すべき」といった厳しい声も見られます。
村松市議の主張と今後の課題
村松氏は、以下のような一貫した信念を持って活動していることがわかります。
- 「伝統的な価値観の尊重」
- 「子どもを守る政治」
- 「ワクチン政策の見直しと被害者救済」
しかしながら、公共の立場にある人物としては、社会全体の多様性や科学的な視点とのバランスを取ることが今後の大きな課題となるでしょう。
まとめ:なぜ村松裕美市議は炎上するのか?
村松裕美市議が繰り返し炎上する理由は、主に以下の3点に集約されます。
- 反ワクチン的な言動と、その発信方法
- ジェンダーや性教育への保守的な見解
- SNSでの強い主張による拡散と論争
信念を持った発信は政治家としての重要な姿勢でもありますが、公人としての責任ある発言と情報の信頼性、社会全体への配慮が今後より一層求められることになるでしょう。
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