近年、お笑いファンの間でじわじわと注目を集めている漫才コンビ「カナメストーン」。
2025年のM-1グランプリで初の準決勝進出を果たし、「ようやく時代が追いついた」と評価する声も増えています。
この記事では、カナメストーンは何者なのかという疑問に答えるべく、
結成秘話・メンバーの素顔・芸風・ボクシング経験まで、徹底的に解説していきます。
カナメストーンとは何者?

カナメストーンは、マセキ芸能社所属のお笑いコンビです。
メンバーは、茨城県鹿嶋市出身で中学の同級生でもある、
- 山口誠(やまぐち・まこと)
- 東峰零士(とうみね・れいじ)
の2人で構成されています。
結成は2010年4月1日。
実に15年近くの芸歴を誇る、実力派の漫才師です。
長年ライブシーンでコツコツと経験を積み、
2025年M-1グランプリで初の準決勝進出という大きな結果を残しました。
コンビ名「カナメストーン」の由来

コンビ名「カナメストーン」は、
地元・鹿島神宮にある**要石(かなめいし)**が由来です。
もともとは「カナメイシ」という名前案もありましたが、
「ケツメイシと被るのでは?」という理由から、
母親の提案で「ストーン」を付けたとされています。
地元愛と家族の後押しが感じられる、温かい由来ですね。
メンバー① 山口誠(ボケ担当)

- 生年月日:1986年6月24日
- 出身地:茨城県
- 血液型:AB型
- 身長:176cm
- 役割:ボケ
特徴・人物像
山口誠さんは、奇想天外で独特なボケが持ち味です。
一見すると何を言っているか分からない世界観のあるボケが多く、
コアなお笑いファンから高い評価を受けています。
趣味・特技
- 危険生物の動画鑑賞
- 駅伝観戦
- 皮膚科通い
- サッカーのボランチ知識
- 人物描画
学生時代はサッカー経験も豊富で、
スポーツ観戦にも造詣が深い一面を持っています。
メンバー② 東峰零士(ツッコミ担当)

- 生年月日:1986年12月19日
- 出身地:茨城県
- 血液型:B型
- 身長:177cm
- 役割:ツッコミ
- 学歴:拓殖大学 商学部卒業
※2024年末に現在の芸名「東峰零士」へ改名しています。
特徴・人物像
東峰零士さんは、高音で勢いのあるツッコミが最大の武器です。
舞台上でも一気に空気を変える大声ツッコミは、
カナメストーンの漫才に欠かせない要素となっています。
趣味・特技
- 鹿島アントラーズ応援
- ショッピング
- 洗濯
- 中型免許保有
- 大声
- ボクシング
犬猿の仲だった?中学時代の意外な関係

実は2人は、中学時代は学年で一番嫌い合っていた仲だったそうです。
出会いは中学のサッカー部。
当初はまったく相容れない関係でしたが、
中学2年生の冬、東峰さんのラルフローレンの服装を
山口さんが「かっこいい」と感じたことが転機となりました。
さらに真冬、乾燥肌の山口さんに対し、
東峰さんが放った一言、
「粉吹いてんのかよ!」
この強烈なツッコミをきっかけに、
山口さんは「こいつ、ツッコミの才能がある」と確信したそうです。
お笑いを志したきっかけ

中学3年生の文化祭で、
友人を含めた3人コントを披露したところ、
予想以上の大ウケを記録。
この経験から、東峰さんが
「本気でお笑いやらないか」と山口さんに提案し、
現在のカナメストーン結成へと繋がっていきました。
事務所遍歴|吉本からマセキへ

吉本興業時代
- NSC東京校15期生
- 同期:ニューヨーク、鬼越トマホーク など
芸歴4〜5年目の頃、
先輩芸人「街裏ぴんくら」の漫才に衝撃を受け、
独立を決意します。
マセキ芸能社へ
THE MANZAIの影響からマセキ芸能社を志望。
約2年の準備期間を経て、2017年に本所属となりました。
現在は狩野英孝さんとも親交があり、
ライブや番組での共演も増えています。
東峰零士のボクシング経歴がすごい

東峰零士さんは、
中学まではサッカー部でキーパーを務めていましたが、
高校進学後にボクシング部へ転向。
- 千葉県大会優勝
という輝かしい実績を残しています。
このボクシング経験で培った、
- 瞬発力
- 精神力
- 大声
が、現在の高音ツッコミに直結していると本人も語っています。
芸風と魅力
カナメストーンの漫才は、
- 山口誠の予測不能なボケ
- 東峰零士の鋭く勢いあるツッコミ
この対比が最大の魅力です。
派手さはありませんが、
緻密で完成度の高い漫才が評価され、
ライブシーンでは安定した人気を誇っています。
主な出演・活動
テレビ出演
- 有田ジェネレーション(TBS)
- ウチのガヤがすみません!(日本テレビ)
- ネタパレ(フジテレビ)
- ロンドンハーツ(テレビ朝日)
- 真夏のお笑い夜どおしフェス(NHK)
その他
- Podcast
「カナメストーンのカナメちゃん村」(2020年〜配信中)
M-1グランプリの成績
- 2020年:準々決勝進出
- 2021年:3回戦敗退
- 2022年:準々決勝進出
- 2025年:初の準決勝進出
13年間の同居生活を続けながら、
地道に実力を積み上げてきた結果が、
ついに形となりました。
まとめ|遅咲きだからこそ面白い芸人

カナメストーンは、
- 中学の同級生
- 犬猿の仲からスタート
- ボクシング経験を活かしたツッコミ
- 15年越しのM-1準決勝進出
という、物語性のあるコンビです。
今後、テレビ露出が増えれば、
一気にブレイクする可能性も十分にあるでしょう。
これからのカナメストーンの活躍に、
引き続き注目していきたいですね。

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