近年、お笑いファンの間でじわじわと注目を集めている漫才コンビ「カナメストーン」。
2025年のM-1グランプリで初の準決勝進出を果たし、「ようやく時代が追いついた」と評価する声も増えています。
この記事では、カナメストーンは何者なのかという疑問に答えるべく、
結成秘話・メンバーの素顔・芸風・ボクシング経験まで、徹底的に解説していきます。
カナメストーンは、マセキ芸能社所属のお笑いコンビです。
メンバーは、茨城県鹿嶋市出身で中学の同級生でもある、
の2人で構成されています。
結成は2010年4月1日。
実に15年近くの芸歴を誇る、実力派の漫才師です。
長年ライブシーンでコツコツと経験を積み、
2025年M-1グランプリで初の準決勝進出という大きな結果を残しました。
コンビ名「カナメストーン」は、
地元・鹿島神宮にある**要石(かなめいし)**が由来です。
もともとは「カナメイシ」という名前案もありましたが、
「ケツメイシと被るのでは?」という理由から、
母親の提案で「ストーン」を付けたとされています。
地元愛と家族の後押しが感じられる、温かい由来ですね。
山口誠さんは、奇想天外で独特なボケが持ち味です。
一見すると何を言っているか分からない世界観のあるボケが多く、
コアなお笑いファンから高い評価を受けています。
学生時代はサッカー経験も豊富で、
スポーツ観戦にも造詣が深い一面を持っています。
※2024年末に現在の芸名「東峰零士」へ改名しています。
東峰零士さんは、高音で勢いのあるツッコミが最大の武器です。
舞台上でも一気に空気を変える大声ツッコミは、
カナメストーンの漫才に欠かせない要素となっています。
実は2人は、中学時代は学年で一番嫌い合っていた仲だったそうです。
出会いは中学のサッカー部。
当初はまったく相容れない関係でしたが、
中学2年生の冬、東峰さんのラルフローレンの服装を
山口さんが「かっこいい」と感じたことが転機となりました。
さらに真冬、乾燥肌の山口さんに対し、
東峰さんが放った一言、
「粉吹いてんのかよ!」
この強烈なツッコミをきっかけに、
山口さんは「こいつ、ツッコミの才能がある」と確信したそうです。
中学3年生の文化祭で、
友人を含めた3人コントを披露したところ、
予想以上の大ウケを記録。
この経験から、東峰さんが
「本気でお笑いやらないか」と山口さんに提案し、
現在のカナメストーン結成へと繋がっていきました。
芸歴4〜5年目の頃、
先輩芸人「街裏ぴんくら」の漫才に衝撃を受け、
独立を決意します。
THE MANZAIの影響からマセキ芸能社を志望。
約2年の準備期間を経て、2017年に本所属となりました。
現在は狩野英孝さんとも親交があり、
ライブや番組での共演も増えています。
東峰零士さんは、
中学まではサッカー部でキーパーを務めていましたが、
高校進学後にボクシング部へ転向。
このボクシング経験で培った、
が、現在の高音ツッコミに直結していると本人も語っています。
カナメストーンの漫才は、
この対比が最大の魅力です。
派手さはありませんが、
緻密で完成度の高い漫才が評価され、
ライブシーンでは安定した人気を誇っています。
13年間の同居生活を続けながら、
地道に実力を積み上げてきた結果が、
ついに形となりました。
カナメストーンは、
という、物語性のあるコンビです。
今後、テレビ露出が増えれば、
一気にブレイクする可能性も十分にあるでしょう。
これからのカナメストーンの活躍に、
引き続き注目していきたいですね。
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