音楽シーンでその名を轟かせてきたプロデューサー・**森田昌典(もりた まさのり)**さん。世界的な評価を受ける一方で、近年は違法薬物所持や金塊密輸といった重大事件でたびたび世間を騒がせています。
この記事では、音楽家としての華々しい経歴から、逮捕歴と社会的問題までをわかりやすくまとめました。
2017年11月、香港から金塊4kg(約1880万円相当)を密輸しようとしたとして、
翌2018年に関税法違反および消費税法違反の疑いで逮捕・起訴。
裁判では懲役1年(執行猶予3年)・金塊没収の有罪判決が下されました。
さらに、2025年5月には韓国・ソウルから熊本空港に入国の際、MDMAを含む麻薬を所持していたとして再逮捕。
この件でも麻薬及び向精神薬取締法違反で捜査が進められており、音楽業界やファンに大きな衝撃を与えています
森田昌典さんは、まぎれもなく世界レベルの音楽家です。しかし、二度の逮捕歴により、彼のキャリアは大きく傷つきました。
ファンの間では、「もったいない」「信じられない」という声とともに、
「音楽と人間性は別」として、楽曲のクオリティを評価する意見も散見されます。
一方、音楽業界からは「社会的責任を重く見るべき」という厳しい見方も多く、今後の活動継続については非常に厳しい状況と見られています。
森田昌典さんは、日本を代表するダンスミュージック・プロデューサー/DJ/リミキサー/作曲家です。
特に、音楽ユニット「STUDIO APARTMENT」のメンバーとして知られ、国内外から高い評価を受けています。
2000年に阿部登さんとともに「STUDIO APARTMENT」を結成。以降、300曲以上の楽曲をリリースし、ハウスミュージック界で圧倒的な存在感を放っています。
代表作のひとつである「I’m In Love」は、世界最大のダンスミュージック配信サイトbeatportで、「BEST OF DEEP HOUSE 2008」年間1位を獲得。
これはアジア人初の快挙として業界内でも大きな話題となりました。
MISIA、Crystal Kay、RIP SLYME、Def Tech、伊藤由奈、土屋アンナなど、名だたる日本のアーティストたちのプロデュース・リミックスも手がけています。
中でもキマグレンの「Life(STUDIO APARTMENT Remix)」は、リミックス楽曲としては異例の200万ダウンロードを突破しました。
自身が立ち上げたレーベル「Apt. International」からは、DAISHI DANCEやTimmy Regisfordなど国内外の人気DJの楽曲もリリースされており、プロデューサーとしての手腕は一級品です。
森田昌典さんの音楽は、ジャズ・ラテン・ハウスなどの要素を融合させた、エモーショナルでメロディックなダンスミュージックが特徴です。
グルーヴ感と構成力の高さが評価され、WMC MiamiやADE Amsterdamといった世界的フェスにも出演。まさに「世界で活躍する日本人DJ」の象徴といえる存在でした。
森田さんは2015年にモデルの高垣麗子さんと結婚。2017年には第一子となる女児が誕生しています。
しかし、2018年に離婚しており、以降は音楽活動と並行して波乱含みの私生活も報じられるようになりました。
音楽界のレジェンドとしての一面と、法に反する行為によって信頼を失った側面。
どちらも“事実”として残っており、今後、彼がどのように向き合っていくのかが注目されます。
本記事では森田昌典さんに関する事実を元にまとめました。動向に変化があれば、随時更新いたします。
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