かつてバラエティ番組や舞台・声優など、幅広く活躍していたお笑いタレント・ラサール石井さん。しかし、近年では「おかしくなった?」とネット上で囁かれるようになっています。
この記事では、その背景や言動の変化、世間の反応などを分かりやすくまとめました。
ラサール石井さんが「おかしくなった」と話題になる背景には、以下のような複合的な要素が挙げられます。
2017年頃から、X(旧Twitter)での政治的な発言が急増しました。特に、自民党や現政権に対する批判が多く、従来の芸人としてのイメージとは一線を画すようになっています。
本人は「中道の立場から問題点を指摘しているだけ」と語っていますが、発言内容が強いため「極端な左派」と受け取られることも多いようです。
SNS上での投稿がエスカレートし、時には誤情報を拡散して炎上することもありました。
たとえば、能登半島地震に関して誤った情報を投稿したことがあり、多くの批判を浴びています。事実と異なる情報を不特定多数に発信する行為に対し、信頼を失う原因となりました。
以前に比べテレビで見かける機会が減少したことで、「仕事が減っておかしくなったのでは?」といった声も聞かれます。
一方で、本人はSNSを「新たな発信の場」として活用しており、政治や社会問題への意見表明を積極的に行っています。
2024年時点で69歳を迎えたラサール石井さん。高齢者特有の感情の起伏や抑制力の変化が、過激な発言や思い込みによる投稿につながっている可能性も否定できません。
2011年には、フィギュアスケーター浅田真央さんに対する発言が大炎上しました。
「浅田真央ちゃんは早く彼氏を作るべき。エッチしなきゃミキティやキムヨナには勝てないよ。棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい」
この投稿は、「恋愛や性体験が女性としての表現力を高める」という極めて不適切な内容であり、国内外で激しい批判を浴びました。
後に謝罪を行いましたが、この発言は今なお「最低のセクハラ発言」として語り継がれています。
ラサール石井さんの発言に対しては、立川志らくさんなど他の著名人から批判的な反応も見られます。
「絡んでこないでほしい」と言われるなど、業界内でもトラブルが表面化しています。
ラサール石井さんは、自身の発言について「民主主義において政府批判は当然の行為」と主張しています。しかし、日本ではタレントが政治的発言をするとすぐに“偏っている”と受け止められやすい現状があります。
さらに、近年の社会の右傾化により、相対的にラサール石井さんの発言がより「左派的」に見られやすくなっているとも言えます。
お笑いトリオ「コント赤信号」の一員として人気を博し、その後も俳優・声優・コメンテーターなど多方面で活躍されていました。
ラサール石井さんに対して「おかしくなった」と言われる理由は、単なる政治批判だけではありません。
こうした複合的な要因が積み重なり、世間からは“変わってしまった”という印象を持たれるようになったのです。
とはいえ、ラサール石井さんのように影響力のある人物が社会問題を発信すること自体は、決して悪いことではありません。ただ、その伝え方や事実確認の姿勢が問われているのかもしれません。
今後も注目されるであろうラサール石井さんの発言。
皆さんも「情報をどう受け取るか」を見極める視点を持つことが大切ですね。
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