弁護士・元検察官・政治家として注目を集めてきた**山尾志桜里(現・菅野志桜里)**氏ですが、これまでに数々のスキャンダルに見舞われてきました。
今回は、彼女が「何をしたのか」について、不倫報道・政治資金問題・その他の疑惑をわかりやすく解説いたします。
1. W不倫疑惑(2017年)
■ 発端は週刊文春の報道
2017年9月、週刊文春が山尾志桜里氏と既婚弁護士・倉持麟太郎氏とのW不倫を報道しました。内容は以下の通りです:
- 週4回の密会
- ホテルや倉持氏の自宅での深夜滞在
- 倉持氏の妻が病気療養中に起きた関係
■ 当時の対応
- 民進党幹事長内定を受けていたが、報道直後に白紙撤回
- 記者会見では「男女関係はない」と否定
- 離党届を提出し、民進党を離脱
■ 社会的影響とその後
- 倉持氏の元妻は親権を失ったのち、2020年に自死したと報道
- 山尾氏の元夫は2021年に精神的苦痛を訴えて損害賠償請求
- 不倫報道後も倉持氏を政策顧問として起用し続けた
2. ガソリン代不正計上問題(2016年)
■ 内容の概要
2016年ごろ、政治資金収支報告書に異常な額のガソリン代(217万円)が計上されていたことが発覚しました。
- 元秘書が不正請求を認め、全額を弁済
- 刑事告訴は見送り
- 山尾氏は「監督責任はあるが秘書の問題」と釈明
3. 議員パスの私的利用疑惑
国会議員に支給される無料の交通パスを私用で使用していた疑惑も浮上しました。
- 本人は記者会見で陳謝
- 具体的な使用回数や状況の説明は曖昧なまま
4. 元夫との訴訟トラブル
2018年に離婚した元夫との間で、2021年に損害賠償請求訴訟が発生。
- 離婚後の面会交流が守られなかった
- 子どもとの面会時に倉持氏を代理人として同席させた
- 元夫は不倫疑惑が離婚の原因だったと主張
5. 政治活動と政策スタンス
一方で、政策面では強い発信力と実績も持ち合わせています。
- 民進党時代:待機児童問題を国会で鋭く追及し注目
- 国民民主党創設メンバーとして改憲議論に積極参加
- 人権外交・スパイ防止法・憲法改正などで独自路線を展開
- 2025年現在、国民民主党から参院選比例代表で出馬表明
6. 最近の対応と会見内容(2025年)
2025年の出馬表明時にも、過去の疑惑について記者から質問が集中しました。
- 「当時申し上げたことは事実」と発言
- 不倫関係の有無は肯定も否定もせず
- 「自分の中に驕りがあった」「未熟だった」と反省を口に
プロフィールと背景
- 名前:山尾志桜里(やまお しおり)※現在は菅野志桜里
- 生年:1974年生まれ
- 職歴:元検察官、衆議院議員(愛知7区選出)、弁護士
- 現在:国民民主党所属、2025年参院選比例代表に出馬表明
まとめ|山尾志桜里氏が「何をしたのか」
山尾志桜里氏が世間の注目を集めた主な出来事は以下の通りです:
スキャンダル | 内容 | 現在の対応 |
---|
W不倫疑惑 | 倉持麟太郎氏との密会 | 関係を否定、説明は曖昧なまま |
ガソリン代問題 | 不正請求217万円 | 元秘書が弁済、本人は監督責任を認める |
議員パス私用 | 無料パスを私用に使用 | 陳謝したが詳細説明はなし |
元夫との訴訟 | 子どもとの面会交流問題 | 法廷で係争中、和解報道はなし |
政治家としての手腕は一定の評価を得つつも、説明責任の不十分さが尾を引いています。2025年の参院選で再び国政に戻ることができるのか、その動向に注目が集まります。