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斉藤里恵の経歴について!幼少期に聴力を失い、ホステス、未婚の母としての彼女のこれまでについてまとめました!

銀座のナンバーワンホステスから東京都議会議員へ――。
波乱万丈の人生を歩みながらも、前向きに生き続けてきた斉藤里恵(さいとう・りえ)さん。
この記事では、彼女の壮絶な半生と現在までの歩みを、わかりやすくまとめてご紹介します。


プロフィールと現在の活動

  • 名前:斉藤 里恵(さいとう りえ)
  • 生年月日:1984年2月3日
  • 出身地:青森県青森市
  • 肩書:東京都議会議員(大田区選出・1期目)、作家、元ホステス
  • 政党歴:元立憲民主党 → 無所属(一人会派「東京を元気にする会」)

幼少期~聴力を失うまでの生い立ち

斉藤さんは1歳10カ月のとき、髄膜炎の後遺症により完全に聴力を失いました
しかし母親の支えのもと、毎日「口話」(声を出して話す訓練)に励み、健常者と障がい者の間で育ちます。

学校では「宇宙人」とからかわれるなど、いじめや孤立を経験しました。
高校は中退。就職活動でも障がいを理由に面接すら断られる日々が続きました。


銀座ナンバーワンホステスへの道

19歳で水商売の世界に飛び込み、22歳で上京。
銀座の高級クラブで働き始めた彼女は、筆談を駆使した接客スタイルで注目され、やがて銀座ナンバーワンホステスの座に上り詰めました。

2009年には、自身の体験をつづった著書『筆談ホステス』を出版し、ベストセラーに。
この本は2010年にテレビドラマ化もされ、聴覚障がい者の新たな生き方に光を当てました。


シングルマザーとしての決断と育児

2010年6月、ハワイで長女・栄万(えま)さんを出産。
出産地にハワイを選んだ理由は、「将来、子どもに国籍の選択肢を与えたい」という思いからでした。

父親とは妊娠が判明した時点で別れており、斉藤さんは結婚をせず、未婚の母として子どもを育てる決意をします。

現在もシングルマザーとして娘と暮らしながら、議員活動と子育てを両立させています。


政治家としての挑戦

2015年、東京都北区議会議員選挙に初出馬しトップ当選
障がい者支援や女性の社会進出、シングルマザーへの支援など、自身の経験を生かした政策提言を続けました。

2019年には立憲民主党から参議院選挙(比例区)に挑戦するも落選
その後、2021年の東京都議会議員選挙(大田区)で当選し、現在は都議として活動中です。

2025年2月には立憲民主党を離党し、**一人会派「東京を元気にする会」**を結成しました。


活動の特色と社会への影響

  • 発声が難しいため、音声読み上げソフトを使って議会で発言
  • 選択的夫婦別姓の導入に賛成
  • 主なテーマは「障がい者福祉」「女性の社会進出」「ひとり親支援」「教育の多様性」など

政治家としても「声なき声を代弁する」存在として、多くの人々から支持を集めています。


著書とメディア展開

  • 筆談ホステス』(2009年)
  • 筆談ホステス 67の愛言葉』(2009年)
  • 筆談ホステス 母になる』(2010年)
  • ありのままに。筆談議員ママ奮闘記』(角川書店)

どの著作も、当事者としてのリアルな言葉と前向きな生き方が綴られており、多くの読者に勇気を与えています。


まとめ|障がいも、シングルマザーも、壁にはならない

斉藤里恵さんの人生は、困難の連続でした。
しかし彼女は「障がいがあるから無理」「母子家庭だから大変」という声に背を向け、常に自分の道を切り開いてきました

今もなお、「誰もが生きやすい社会をつくるため」に、現場で奮闘しています。
斉藤さんの姿は、私たちに「違いを受け入れ、共に生きる社会の大切さ」を教えてくれているのです。


以上、斉藤里恵さんのこれまでの歩みをまとめました。
気になる方はぜひ著書も読んでみてくださいね。

PAPAN

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