板垣瑞生に何があったのか　昨年には事務所退所の理由も精神的な不調が原因だった

俳優として数々の作品で活躍し、元M!LKのメンバーとしても人気を集めた板垣瑞生さん（24歳）が、2025年4月17日に不慮の事故により亡くなったことが、家族により公表されました。この突然の訃報に、ファンや関係者からは驚きと深い悲しみの声が広がっています。

この記事では、板垣さんに何があったのか、そして事務所退所や健康状態との関係について詳しくまとめました。

俳優・板垣瑞生さん、突然の訃報

2025年4月17日、板垣瑞生さんの家族がInstagramのストーリーズを通じて「不慮の事故により逝去した」と発表しました。板垣さんは1月末から行方不明となっており、ファンの間では安否を心配する声が高まっていた中での突然の発表となりました。

昨年の事務所退所と入院

板垣さんは2024年4月、長年所属していたスターダストプロモーションを退所しました。その際、自身のInstagramで入院していたことを明かしていましたが、病名や詳細な状況については明かされていませんでした。

実は、この退所の背景には2024年初頭から続いていた精神的な不調があったとされています。

板垣瑞生さんが事務所を退所した理由【3選】

1. 精神的な不調による体調の悪化

2024年1月頃から、板垣さんは不眠や拒食といった症状に悩まされており、精神的にも不安定な状態が続いていました。ストレスやプレッシャーが大きく、俳優活動を続けることが困難になっていたとされています。

2. 突発的な行動と判断力の低下

「俳優を辞めてアーティストになろう」という衝動的な考えから、事務所に無断で坊主にするなどの突発的行動が見られました。本人も「当時の記憶が曖昧だった」と語っており、精神状態が極めて不安定だったことがうかがえます。

3. 事務所との協議による早期退所の判断

外見の急変や体調の悪化を受け、事務所側が残務処理の継続は難しいと判断し、当初よりも退所日を早める形で合意。精神的な問題に配慮した、やむを得ない決断だったとみられます。

退所後の療養と再起への努力

退所直後、板垣さんは状態がさらに悪化し、入院による療養生活に入りました。その後、2024年4月に退院し、6月にはライブ配信などで少しずつ活動を再開。俳優復帰を目指しながら、新たな事務所を探す姿も見られました。

12月31日にはInstagramにて、ファンへの感謝の気持ちや前向きな言葉を綴っており、回復を期待する声も多く寄せられていました。

しかし、年が明けた2025年1月末から板垣さんは行方不明となり、ファンや関係者の間で心配が募っていました。

健康状態の悪化と苦悩

板垣さんが苦しんでいた症状は、不眠や拒食など深刻なもので、精神的な疾患との闘いがあったことが家族の発表で明らかになっています。

2024年3月には公式ファンクラブが突然閉鎖され、これによりファンの間では不安や混乱が広がっていました。

亡くなるまでの数か月間、本人のSNSはほとんど更新されず、活動もほぼ停止状態にありました。

多才な活躍と惜しまれる才能

板垣瑞生さんは10歳でスカウトされ芸能界入り。映画『ソロモンの偽証』やNHK大河ドラマ『麒麟がくる』など、数多くの作品で高い演技力を発揮してきました。

また、若手俳優ユニット「EBiDAN」の一員として、M!LKのメンバーとしても活躍。俳優業のかたわら、ゲーム実況配信などにも挑戦するなど、多彩な才能を持っていました。

まとめ

板垣瑞生さんは、精神的な不調や健康問題と闘いながらも、俳優・配信者としての道を諦めずに歩もうとしていました。

しかし、2025年1月末から行方不明となり、4月17日に「不慮の事故」により24歳という若さでこの世を去ることになりました。

彼の突然の訃報は多くの人々に衝撃を与えましたが、その短くも濃い人生と、残した作品は多くの人々の心に残り続けることでしょう。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。