「立ちんぼ四天王」とは、2023年から2025年にかけて 新宿・歌舞伎町の大久保公園周辺で売春行為を繰り返していた20代女性4人組 を指す俗称です。
彼女たちは2025年7月に売春防止法違反の疑いで一斉逮捕され、日本中で大きな話題となりました。
特にメンバーの一人は、約2年間で1億1000万円もの大金を稼ぎ出したと報じられています。
目次
逮捕された4人の年齢

報道では以下の4人が「立ちんぼ四天王」として伝えられています。
- A(20歳)
- B(24歳)
- C(26歳)
- D(25歳)
いずれも20代の若い女性で、売春と風俗店との掛け持ちをしながら活動していたとされています。
不起訴になった方もいらっしゃいます。
稼ぎ方と料金設定の実態
彼女たちの手口や料金設定には以下の特徴がありました。
- 主に 昼間や深夜など競合が少ない時間帯に立ちんぼ をしていた
- 料金は 1.5万円前後と相場より安め
- 外国人観光客には「1万円」と提示し、ホテル到着後に追加で1万円を要求する詐欺的手法を用いた
- 短期間で大金を得ており、中心メンバーは 2年間で1億円超を稼いだとの情報もあるようです
当事者や関係者の証言
報道では、彼女たち本人や周囲の証言が数多く紹介されています。
- 「外国人には1万円でOKと言ってホテルに入った瞬間、『ここからはプラス1万円ね』と告げる詐欺まがいのこともやっていました」
- 「中国人はケチでダメ、カネ払いがよいネパール人がいい」と、外国人ばかりを狙っていた
- 「女の子の大半は風俗店との掛け持ち。ホストには大金が必要だからね」
- 「逮捕された子は全員面識があるけど、その中でもAさんは断トツにヤバくて、客からおカネを盗んでいると噂されていた」
こうした証言から、かなり計画的かつ強気な活動を行っていたことが分かります。
A子さんの情報については本人がインタビューで「詐欺や窃盗はしていない」とコメントしています。
グループチャットと情報共有
「立ちんぼ四天王」は仲間内で専用のグループチャットを作り、活動を連携していたとされています。
- 私服警官の画像を共有して逮捕を回避
- 客とのトラブルがあれば仲間の男性を呼び寄せる
- 警察への挑発的なSNS投稿も行い、摘発の決定打となった
このように、組織的な要素を持っていた点も注目されました。
歴史的背景:立ちんぼ文化
「立ちんぼ」とは路上での客待ち行為を指します。
この形態は江戸時代の「夜鷹」にもさかのぼる、日本の歴史的な風俗の一形態です。
現代でも一定数存在し、特に歌舞伎町では社会問題化していました。
その中でも「立ちんぼ四天王」は象徴的存在として語られるようになりました。
まとめ
- 「立ちんぼ四天王」は歌舞伎町・大久保公園周辺で活動した20代女性4人組
- 一人は2年間で1億円超の収入を得ていたとの情報
- 外国人を狙い、詐欺的手口で稼いでいた
- グループチャットで情報共有し、組織的に活動していた
- 2025年7月の逮捕を機に、全国的に注目された
現代の歌舞伎町における「立ちんぼ四天王」は、風俗問題や若者のホスト依存を象徴する事件として語り継がれそうです。
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