モデル・女優・歌手として活躍してきた西内まりやさん。その母親が関与したとされる金融詐欺トラブルが、かつて芸能界を巻き込む大きな騒動に発展しました。今回は、事件の概要から関係者である俳優・城田優さんの被害、さらには母親の人物像まで、分かりやすくまとめました。
西内まりやさんの母親は、2010年代後半に知人から紹介された投資案件に約5,000万円を出資しました。この投資商品は「元本保証・高金利」という触れ込みで、初期は実際に利息の支払いもあり、信用できるものと信じられていました。
しかしこの案件は、ウイリアムトラストジャパン株式会社の代表・鳥海という人物が仕組んだ詐欺だったのです。被害は広がり、最終的に鳥海は失踪、後に逮捕されました。
この投資話は西内まりやさんの母親を通じて俳優・城田優さんにも紹介されました。城田さんも出資を行いましたが、後に詐欺であることが判明し、大きな損失を被ります。
詐欺発覚後、城田さんは母親に鳥海を呼び出させ、当時話題となった暴露系YouTuber**東谷義和(ガーシー)**に相談。東谷氏は反社会的勢力を通じて鳥海の所在を突き止めようとしましたが、すでに資金は使い果たされており、返金は困難な状況だったとされています。
さらに一部報道では、城田さんが「新たな詐欺をさせて回収する」という提案を受け、それを依頼したとも暴露され、騒動は泥沼化しました。
西内まりやさんの母親は、家族の将来のため、また資産運用としてこの案件に投資していました。初期は利息も支払われていたため、良い案件だと信じ込んでいたようです。
母親はその投資を、善意から知人や友人にも紹介していました。紹介料を受け取っていたことも報じられましたが、「詐欺であると知らなかった」とされています。
詐欺と分かった後、母親は自らが紹介した友人らに対し返金を申し出るなど、誠実な対応を取っていたと報道されています。
西内まりやさんの母親は、元水泳選手で国体優勝経験もあるスポーツウーマンです。後にトライアスロン選手としても活動し、福岡で水泳教室を経営していました。
また、手作りのおせち料理を娘と一緒に作るなど家庭的な一面もあり、SNSでは「まるで高級料亭のよう」と話題になったこともありました。
まりやさんも母親への愛情と信頼をたびたび語っており、「神様は見ててくれとるよ」という母の言葉を大切にしているとインタビューで明かしています。
西内まりやさんの母親は、善意から投資した金融商品が詐欺案件だったことで、本人も大きな損失を受けただけでなく、芸能界関係者にも被害が拡大してしまいました。
家族思いで教育熱心な母親が巻き込まれた今回の事件は、詐欺被害の怖さと、善意から生まれる二次被害の深刻さを物語っています。
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